キノボリカンガルーってどんな動物?

長い爪を利用して、するすると上手に木を登ります。有袋目カンガルー科、体長は50~60㎝、体重は7~8㎏。大きさや、ピンと立った三角の耳、ふかふかとした茶色い毛並みは時に猫のようにも見えることもあります。


日本から南へ直線にしておよそ5,000㎞、パプア・ニューギニアとオーストラリア北部の熱帯雨林に、キノボリカンガルーは住んでいます。


体毛は全体的に茶色がベースなのですが、顔の部分と手足やお腹にかけては白っぽく、くりくりとした大きな瞳と長い睫毛の愛らしい表情を引きたてているようです。木を登る為に、普通のカンガルーと比べて、前脚は太くて短いですが、木から下りた時に、後脚を使ってぴょんぴょんと跳ねて進む姿や長い尻尾はやはりカンガルーそのものです。
ただ、名前の通り、木登りの得意なカンガルーなのですが、なぜか木から下りるのは苦手のようです。後ろを振り返りながら、ゆっくり慎重に、おっかなびっくりといった感じで下りるので、大丈夫?と、見ているこちらもハラハラさせられます。草食系で、木の葉や花などを食べて生きる、おとなしい動物です。