絶滅危惧種としてのキノボリカンガルー

南太平洋最後の楽園と呼ばれるパプア・ニューギニアには、多くの珍しい動植物が生息しています。
キノボリカンガルーの仲間もほとんどがニューギニア島に住んでいます。


現在、キノボリカンガルーは、Endangered(EN):絶滅危惧に分類されています。
国際的な自然保護団体である国際自然保護連合(IUCN)が作成する、絶滅のおそれのある野生動物のリストがレッドリストです。絶滅の危険性の高さによりカテゴリー分けされています。 レッドリスト分類
Extinct(EX):絶滅 Least Concern(LC):軽度懸念

地球温暖化の影響や天然資源の採鉱、原生林の伐採、人口過密などにより、現在、キノボリカンガルーが暮らす熱帯雨林の減少が問題となっています。野生生物の宝庫であり、多くの恵みをもたらしてくれるキノボリカンガルーの森を守ることは、私達人間のこれからを考えることでもあります。
パプア・ニューギニアでは、76,000haもの原生熱帯雨林一帯を国立自然保護区として制定し、地元の人々と共に豊かな自然を守る取り組みが行われています。